昨日は天気予報で「夜には霧が出るところもある」と言っていたとおり、ウォーキングに出る頃には霧が出始めていた。で、まぁ、思い込みなんだけど、霧が出てる時って「覆われてる」気がしていて、空を見てもまぁ白っぽい？（灰色っぽい？）感じだと思ってた。たぶん本当に濃い霧の時はそんな感じなんだろうと思う。日中の太陽でさえ月みたいに見えるくらいだから。
でも昨日の霧はまぁ然程濃い感じではなく（１００ｍくらい先までならかろうじて見えるかなぁ〜くらい。本当に濃い時は２ｍ先にいる人が見えない。）ふと見上げると・・・なんと空はよく晴れていて星がキラキラしている。もちろん霧が出てるので見えてる部分はいつもより全然狭いんだけど。
なんだか海の底から空を見上げてるみたいな感じ。水平方向はそんなに遠くまでハッキリ見えなくて、でも自分の頭の上の方の星は見える感じ。
当たり前といえば当たり前なのかもしれないけど、なんだかすごくビックリした。なんかね、ちょっと表現として方向が違う気はするけど「ギクッ！」として「うひゃ〜っ！！」って思った。
その後ますます霧は濃くなり・・・遠くの灯りはもう本当に強いのしか見えない。そして近くの灯りを見ると影が霧に映って、画像にわざと影をつける加工でもしたんじゃないかと思うほど。
なんだかすごくきれい。この世ではないみたい。
で、とにかく遠くまで見通すことが出来ないから・・・・なんだか魔法の国に続く道を歩いていくみたいな感じだった。
そうそう、霧ってイメージとして均一な感じがしない？結構おんなじ濃さな感じが。
でも見てると本当に雲とか煙みたいに濃淡がハッキリしていて流れていくのもよくわかる。
そして・・・自分の頭の上１ｍくらいに大きな霧の塊がいると・・・ハッキリ言ってメチャクチャ怖いです。夜だから？かもしれないけど、もうね、押し潰されそうな・・・「恐怖」を感じた。
いや、別に、その霧が自分に向かって降りてきたところで別に霧の中に入るだけってのはわかってますが・・・・でも本当に怖かった。そうやって生きてるみたいに動きながら近づいてくるのが。
