全国区

子供が中学とか高校ぐらいになるとクラスメイトや同級生に全国区で活躍するような人が結構出てくる。
そういうのをみると「羨ましい」とか「うちの子もああだったら・・・」みたいなのは無いんだけど、親としての姿勢みたいな・・・まさに子育てっていうのかな、そういうのが間違っているんじゃないかっていう気持ちで不安になる。(「不安」はちょっと言い過ぎか?)


小さい頃から「何か」を始める子って多いでしょ。結構メジャー?なところだとピアノとか水泳とか英語あたり?で、例えばピアノって7歳だか8歳以降に始めるのじゃ遅すぎるとかってのを聞いた覚えがある。(もちろん「絶対ダメ」ってことではないんだろうけど。)でも、3歳とか4歳とかで自分から「ピアノをやりたい」っていう子もそんなに多くないと思う。あ、そりゃ、環境ってあるから、例えばお姉ちゃんとかお兄ちゃんとかが習ってるのを見てやりたがるとか、そういうのはあると思うけど。
そういうことを考えると、本人のやりたい、やりたくないっていう気持ちとは別に親がキッカケとしてピアノを習わせるっていう行動に出ることがすごく大事になってくると思う。けど、早く始めればいいかっていったら、そのせいで(練習するのがイヤだったりして)逆に嫌いになることもあるわけでしょ。あと、「キッカケ」とはいうものの、運動にしても芸術的なことにしても世の中にはもう何百、何千?と種類があるわけで、それ全部をやってみるってわけにもいかないから結局親が見繕ってやらせることになるじゃん。あと経済的なこととかもね。


そういうことを色々考えると、家の場合は特になんのキッカケも与えないままきていて、本当にフツーな感じ。今まで何度も言ってる通り、普通がダメとは言わない。あたしは普通って本当に難しいことだと思ってるから。
けど、ひょっとしてなにかそういうキッカケを与えてあげてたら、ひょっとして目覚しい活躍をする人になってた・・・ってこともあったかもしれなくて、そういうことを考えるとなんだか申し訳ないような気持ちになる。



「キッカケ」もそうだけど、実際にそういうふうに活躍している子のお父さん、お母さんはメチャクチャ協力しいていて、例えば往復何時間もかかるところを送り迎えしているとか、週末電車で何時間もかけて一緒に通ってるとか、時間も経済的な部分も、もちろん気持ちも本当に全力でバックアップしている感じで・・・そういうのを見たり聞いたりするにつけても、はぁ〜家は親がこんなだからなぁ・・・って落ち込む。


ホント、羨ましいとかそういうんじゃなくて・・・。