ナンパじゃないよね、あハハハハハ・・・

昨日の夜、真夜中のウォーキング中のことです。


毎晩雨が降って出られない日が続いていたので、出ること自体が久しぶりで、しかもたぶんこの陽気はまだまだ続くだろうっていうのがあるから「こりゃぁ今日はせっかくだからちょっと遠回りしていくか」と思い、普段あまり行かない道を歩いていると・・・・


どうやら向こうから車が来るみたいだ。
あたしは車とかバイクとか、とにかく「灯りが点いているモノ」が自分に近づいてくるのに気付いたら「隠れる」ことにしているんです。とにかく姿を見られたくないんです。それが一般人だろうが、パトカーのおまわりさんだろうが。


で、自分は自分の通る道についてはかなり「熟知」していると自負しているのですが、隠れられない場所っていうのがどうしてもあるのです。そして、昨日はその「隠れる」ところのない場所で向こうから灯りを点けたナニカが来るのに気付いたのです。そこはカーブになっていて、向こうから「ナニカ」が来るのはわかっても、それが「ナニ」かはわからない。



こういう「隠れる」場所がない場合は、私はしかたなく突っ立ってやり過ごすわけですが、大抵の場合、直前で突っ立ている私に気付いて「こんなところに人がいる!」みたいな感じでそのまま走り去っていくわけです。だから当然昨日もその「車」はそのまま通り過ぎていくだろうと思っていたわけです。


が、


「車」じゃなかった。バイクでした。しかも二人乗りの若干五月蝿いヤツ。
内心「あぁ〜ぁ、バイクか・・・」と思ったけど、もちろん無視して歩きます。言っておきますが、散歩じゃないので「ズンズン」歩きます。
アタシ、こういう真夜中に会うの、バイクとか自転車ってイヤなんですよね、なんていうか、速度がビミョ〜じゃないですか。そりゃ自動車だってユックリ走ることは出来るけど、なんというかバイクとか自転車ってユックリ「隣」を走られたらすごく「密着」感があって・・・。



で、すれ違ったわけですが、そのバイクは20mくらい行ったところで引き返してきたのですよ。こっちに向かいながら「すみませぇ〜ん・・・・すみませぇ〜ん」って。最初、誰に声を掛けてるのかなと思ったけど、そんなのアタシしかいないじゃん・・・て。まぁ、もちろん無視して歩き続けてますが。
で、彼らは後ろから近づいてきてるわけで私の顔なんかは見えてないはずなのです。まぁ、見えていたとしても眉毛が隠れるくらい帽子を深く被って、鼻の真ん中からあごの下まで隠れるようにマスクしてるんでちゃんと見たとしても見えるのは「目」だけなんですがね。


そして当然ですが、バイクの方が速いので私を追い抜いて少し先に停まって「すみませぇ〜ん・・・」って。あ、その辺りに外灯はないのですよ、もちろん少し離れたところには灯りがあるし、真っ暗ってわけじゃないですが、非常に薄暗い。
私は立ち止まりもせず、最接近した時(たぶん1mもないくらい)に声を掛けてた後ろに乗ってた髪の毛が黒くない若者を一瞥する感じでそのまま通り過ぎました。これでまだついてこられたらイヤだな・・・と思ったのですが、どうやら若者達は私の不審者然とした服装?に「ぎょっ!!」としたのか、そのままバイク本来のスピードで走り去って行きました。
ふぅ〜・・・・良かった。



それにしても・・・なんで声を掛けてきたのか、それが不思議で。例えば人気のない山奥で「すみません」ていうなら道に迷って声を掛けてきたのかな?みたいな想像が出来なくもないけど、その道は人気はないながら大きな道に出ようとすれば簡単に出られるし(っていうか、その大きな道から入ってきたはず)本当に何か困ったことがあって声を掛けてるんだとしたらそっちの大きな道にはコンビニだってあるんだからそっちで聞けばいいし、それに今時の若者なんだから携帯だって持ってるだろうしね・・・だいたい男か女かわからん黒尽くめ人間に声を掛けるとは・・・暗かったからマスク(普通の白いマスク)が色白の若い女に見えたのか?とにかく不思議で。


次はないと思う・・・というか、あっても同じ行動をすると思うけど、ナニが目的だったのかはものすごく知りたい。