なにか、テレビなんかに出てる政治家の話を聞いていると、お金持ちに貧乏人の気持ちというか、考え方はわからないんだろうな・・・と思う。
全体的にそうなんだけど、特に年金とか少子化対策とか、そういうことに対する政策？みたいなのを聞いていて強く思う。
（アタシだけが貧乏人なのかもしれないし、とにかく政治や経済を勉強してきたわけじゃないので・・・。）
政治家って（誰かが言ってましたね「出来ることしか言わない」って）なにか、姑息な政策しか考えられないって気がします。
アタシが特にソレを感じるのは「子供手当て」みたいなモノ。現金だろうがクーポンだろうが、ソレを貰えるからって「じゃぁ子供１０人ぐらい産んじゃおうかな」なんて思えないと思うんです。イヤ、世間の人はそう思うのかな。
みんなが「子供にお金が掛かる」と思っているのは事実だし（現実に掛かります）、そういう手当ては有難いとは思います。でも、ソレって「絶対」に子供が自立するまで続けるとかいう確固たるもんじゃないから、ひょっとしたら５年後、１０年後にはなくなってるかもしれない。そんなのをアテにして「いっぱい産んじゃおう」なんて思えないと思うんですよね。
しかも？一ヶ月１０万とか貰えるなら大学進学のために貯めておこうってのもアリかもしれませんが、今の手当てじゃ（元が年収８００万、みたいな人のこと言ってんじゃないですよ）とても貯められないと思うんですよね。で、お金が掛かるようになる高校、大学以降は自分でちゃんとやってねって・・・ムリです・・・。
昔、子供がいっぱいいた頃って景気が良くて、今年より来年のほうが給料が上がるって「ほぼ」決まってたと思うんです。今、貧乏でも来年は今年より良くなってるって「わかってた」。
仕事も突然なくなるようなことがなく、悪いことしなければ定年まで勤められた。
そういうことが大事なんじゃないの？
出来もしないことをさも出来そうに言うのもどうかと思いますが、その場しのぎというか、今出来るのは「この程度かな」みたいな姑息な感じしかしない。
たぶん、政治をやってる人は自分自身がお金に困ってないから本当に困ってる人がナニに対して不安に思っているかみたいなことが実感としてわかってないんだと思う。
そうそう、今って年金が少ないから働いている人が６０過ぎても働きたいって言ったら雇い続けなくちゃいけなくなる（なってる？）らしいですが、一方で「新卒もいっぱい採用してね」って・・・そんなのムリに決まってるじゃん。
ホント、口で言うのは簡単だけど、中小零細企業にとってソレがどんなに大変なことか全然わかってない。
仕事もないのに人だけ増やせるかって。
なんらかの政策で「仕事を増やすから人も沢山雇ってください」っていうのが政治家なんじゃないのかな。
あ、言っておきますが税金使って公共事業？とか沢山ヤレって言いたいわけじゃないですよ。
そういうことじゃなく、政治経済を専門にしてきた人達なんだから画期的な政策を考えて欲しいってことなんです。
頼みますよ、誰かそういうこと出来る人いないんですか？
だって、プロなんじゃないの？
