う〜ん・・・間違ってるかもしれませんが、変化もして「あまもっくら」っていうのもある。単純に訛っているだけか?
味と食感が一体化された言葉(たぶん)で、あまくてまろやかでぽくぽくしている状態。
「ぽくぽく」と書きましたが、焼き芋とかゆで卵とか(サンドイッチに挟んであるヤツとか)みたいな、ちょっと粉っぽさがありつつしっとり感もあるような感じだと思う。パサパサみたいな感じではないですが、トロトロほど柔らかくもないような。
で、味は尖って鋭い感じじゃなく、あまくて「もんわり」みたいな感じ。
コレ、あまもっくりしていて美味しいよ → コレ、あまくてほんわりしていて美味しいよ
あまもっくらした感じ → あまくてほんわりした感じ
これはお菓子なんかを食べている時に良く使われたりして結構耳にする機会があります。
特に最近て柔らかいお菓子が多いと思うので。
でも、アタシは使わないかな。
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食べ物みたいな感じで書いてしまいましたが、もっと違う使い方もありました。
人物を表す言葉みたいな感じで
あの人は・・・あまもっくりした感じだわな → あの人は・・・ちょっともっさりした感じだな
言葉で説明すると長くなるのですが、単純に「鈍臭い」みたいな、そういう感じではないです。(↑「もっさり」だと単純に鈍いみたいになっちゃいますが。)
人柄としておだやかで、なおかつ行動もシャカシャカしていない感じ。
かと言って落ち着いている・・・・というのともちょっと違うような。
なにか控えめというか、どちらかというとなにかの集まりがあった時に一人で隅っこにいる感じかも。
とは言っても変人とかそういうわけでもなく、こっちから話しを振ったりすればフツーに会話もするけど・・・出しゃばらない感じかな。
「おっとり」っていうのが合っているかも。
以前にも書いているはずですが、方言て基本的に目で見た印象「だけ」を言葉にしてるわけじゃなく、その内面に踏み込んだ部分までを意味として持たせているように思い・・・そういうところが一言で「訳せない」んだよなぁ。