日本人に「デキる」人が少なくなったってこと?

仕事柄中小企業のちょっとエライような人達と話をする機会があります。


その中で最近盛んに言われている「労働力不足」ってヤツについて話すこともあります。
で、アタシはここでも書いてるように「労働力不足」っていうのを信じていません。だって、本当に労働力不足だったら失業率なんて0なんじゃないの?って思うからです。
(言っておきますが、アタシはやりたいこと=仕事ではないと思っていて、やりたいことよりも仕事のプライオリティの方が絶対的に高いと思っている古い人間なのです。)



で、労働力不足を補うために外国人の受け入れも考えているってハナシ。そこで、日本の中にも例えば人員削減とかで仕事がなくなってる人がいるんだからそういう人を雇うとか、そういうのじゃダメなのかを聞くと・・・「使えない人を雇って会社が傾くのは困る」みたいな話です。
社員が何万人もいるところはどうかわかりませんが、中小企業だと社員数もそんなに多くはなくて一人一人の能力って結構重要ってことです。



だから「使えない日本人を雇うより優秀な外国人を雇いたい」ってこと。



なにか・・・それって日本人、フツーに世間にいる日本人の「質」が落ちたのか企業側の求めるレベルが上がったのか・・・なんかそういう話を聞くとメチャクチャ複雑です。
ノーベル賞とるような優秀な人がいる一方一般のレベルが低くなってるんだとしたら・・・これも格差なのかなぁ。
(ですが、企業側の話として言えるのは「勉強が出来る」って意味の「デキる」とは違うから・・・就学とかの格差とも違うんだよなぁ・・・。)