ヘンなの。

今って、女性がきものを着る時って襟を抜く(衣紋を抜く)のが普通というか、抜けてないと上手く着れてないみたいな感覚ってないですか?
アタシがそう思ってるだけかな?


先日古い映画、昭和初期?30年代くらいかな?を観ていたら・・・・全然抜いてないんですよ。
しかも前の合わせもメチャクチャ開いてるというか、襦袢の襟が2~3センチくらいも見えてるような感じ。
アタシにはその着方がすごくいい感じに思えて、いつから衣紋を抜くのが良いみたいになったのかなぁと不思議に思いました。
普段着と本当に良いところに着ていくきものとの違いっていうのは、ひょっとしたらあるのかもしれない。


っていうか・・・そもそもですが、昔って普段着の上に黒紋付の羽織を着たらそれでキチンとした場所でもOKっていうのがあったじゃないですか。
(それが今でも生きているかどうかはアタシにはわからないけど。)


映画の中で衣紋を抜かないで着てたのは普段着だったけど・・・アレでいいっていうか・・・アレがいいと思いました。

アタシもこれからあんなふうに着ることにしよう!
いいもの見ちゃったよ。


その道の「プロ」みたいな人達の中で「ヘン」なルールか常識か知らないけど、そういうの作らないで欲しい。