器用でイヤな人間

私は最近すごく器用でイヤな人間になってきてる(なってしまった)と感じることが多い。


今、とても大きな問題を抱えていて、しかもそれは自分が頑張って解決出来る問題ではない。まぁ、私の気持ちとか行動とかによって結果が多少変わってくることはあるかもしれないけど。

そんな状況なので毎日とても「重い」気持ちでいる。「胸が押し潰される」って表現あったかな?本当にそんな感じ。ものすごい圧迫感。気持ちとしては夏の暑い時期に池のサカナが水面まできて口をパクパクさせてる感じ。上手く息が出来ないというか、いくら口をパクパクさせても空気が入ってこないみたいなさ。


で、そんなに気が重いなら普通はご飯もノドを通らなかったり、夜も眠れないとかそうなるのが普通でしょ?(っていうか、それが普通っていうのもイヤな感じだけど。)



それがさ、昔(って、そう遠くない昔)の私だったらそうなったけど、今の私はものすごく器用になっていて、確かに常にその「重み」は持ちつつ、一方ではご飯もシッカリ食べられるし夜も普通に眠れるし、好きな音楽聴けばハイテンションになれるし、面白いテレビを見たら笑うことも出来る。
なんだか人として本当にイヤな人間になってるような気がしてる。


なんだろうなぁ、どうにもならない問題、自分で結果を出せない問題から目を背けようとしてるのかな。最悪の結果を予期して感覚を麻痺させようとしてるのかな。自分でもよくわからないけど、自分の中に完全に隔離された二つの世界があるみたいな。


人間生きていれば本当に色々なことがある。でも生きていなくちゃいけない。