分山貴美子さん(国際口笛大会で日本人初の総合優勝)

この前、ラジオを聞いていたら偶然ご本人が出演されていて(あれ?大会の様子だけだったかな?)へぇ〜、すごい「演奏」だなって思ったの。
そしたら、次の日だったかな、新聞に載っていて、ふぅ〜ん・・・って思った。

口笛にそういう大会があることも知らなかったし、それに真剣に取り組んでいる人達がいるってことも全然知らなかった。
とにかくもうね、「口笛」じゃないみたい。その音の完成度っていうの?そういうのが。


けど、残念ながら私の中では「口笛」は口笛でしかなく、すごいなぁ〜とは思うけど印象的に「イヤ」
語弊がないように強く言いたいのは、本当に「すごい」と思っているし、そうやって頑張ってる人達のことも「すごい」とは思っているの。ただ、私はそういう環境に育ってきてないのね、「口笛を披露する」っていう。


あたし、小さい頃に口笛を吹いていたら(それこそ子供だったから「ただ」吹いてただけ)「女が人前で口笛なんか吹くもんじゃない」って言われて、私にそう言ったのはたぶん母だったと思うけど、本当に小さい頃だったから「いけないこと」なんだってインプットされちゃったみたい。
で、ダンナも「口笛を吹いてる顔ってみっともない」っていう感覚の持ち主らしく(あ、でもかわいい娘なら許すのかも、娘が吹いていてもなんとも言わないから)付き合ってる頃に「私の前では吹かないで」と言われた。

そんなわけで私は今も一人でいる時に鼻歌みたいな感じで吹くくらい。


なんかね、今こうして書いていて思った。子供って純粋なのね。ちょっとそう言われたくらいで「いけないことなんだ・・・」って素直に思うなんて。これがもっと歳をとって・・・例えば中学生とか高校生とか社会人とかになってからだったら「うるさいなぁ〜、あたしの勝手じゃん」とか思うだろうに。

ちなみに私は娘に「吹いちゃいけない」とは言ってない。
上手いもんだよ。