草花の種

真夜中に誰もいない道を走っているとはいえ、やはり道のど真ん中を走ってるわけじゃない。
側溝や用水路に落ちない程度の端っこを走ってる。
そうすると草の種がいっぱいズボンにつく。で、走ってる時は野良犬みたいに(そんなスピードではないけど・・・)ただ走ってるだけなので、どこでどれだけくっついたのかなんてまるで気にしていない。
それで、家についてから「うひゃ、いっぱいついてる・・・」と思ってひとつずつ手でとる。


そんな時に思う。

この草の種は自分の役目をキッチリ果たしているんだなぁ・・・
って。


ただ、残念なことに、地面に落とすわけじゃないので・・・・実際には芽は出ないのよね・・・。