引きこもりとボランティア

引きこもりの度合いによると思う。



アタシ、最近某ボランティアをやろうかなぁ~ぐらいな気持ちで(その程度の気持ちがダメなのかもしれない)ボランティアの入門講座みたいなのに参加しています。
アタシの中では「無理」をしたら続かないので「自分の出来る範囲でのことをやる」のがボランティアです。



で、当たり前といえば当たり前なのですが、その講座に出席している他の人達はメチャクチャ「ボランティアをやるぞ!!」みたいな感じで、アタシからすると前のめりというか、やる気満々な感じなのです。アタシは、もちろんやろうと思ってるから参加してるわけですが、でもそもそもそのボランティアがアタシに合っているかどうかもわからなく(だからまず講座に参加しようと思ったわけで)もっというならアタシに「出来る」ボランティアかどうかもわからないわけです。例えば、ですが、仮にアタシが体力に自信があったとして力仕事のボランティアをしたいと思ったとしても実際にはその10倍ぐらいの体力がないと務まらない内容だったら「使い物にならない」わけですよね。まぁその場合はアタシの力に応じた内容をやらせてもらったらいいわけですが。


そんな感じで勉強?をしているうちに、なんかアタシみたいな引きこもり体質の人間はボランティアって出来ないんじゃないかって思ってきました。
なんというか・・・これはあくまでもアタシの中の印象というか、偏見?ですが、ボランティアって「みんなで力を合わせて」みたいなのがないですか?よく言われるように一人の力は小さくてもその力を合わせたら大きなことが出来るみたいなのはアタシにもわかるのだけど、ホント、アタシはどちらかと言えば一人でなにかをすることの方が好きだし、たぶん得意でもあるんじゃないかと思う。そういうことを考えるとハッキリ言って他人と接するのが苦手な引きこもり体質のアタシにはボランティアって無理なのでは、と思えてきました。
(たぶんその講座に出てた人は「コイツやる気あるのかな」とか「なんで参加してるの」とか思ったかもしれない。)



で、そんな気持ちの中で献血出来る日がきたから献血しに行ったんです。その時に、アタシには献血ぐらいが合ってるのかな、とか思ったわけです。(献血ってボランティアなの?)
これまでにも検査でダメって言われることがまぁまぁあったりしましたが、今回は自分としては結構自信満々で行ったのですが・・・



「ちょっと血管が出ないから今日はダメですね」って



検査の前に断られた。
看護師さんは「せっかく来てくれたのにごめんなさいね」とか言ってくれるのですが、アタシの気持ちとしてはなんだか自分の中のささやかなボランティア精神みたいなのが完全に否定されたみたいな気分になり(「ボランティア精神」と気持ちのことを言ってますが肉体的なことはなんともしがたい)ホント、落ち込みます。


世の中の引きこもりの人でボランティアやってる人ももちろんいるのでしょうが、アタシの中では引きこもりがボランティアするのは難しいなぁと感じます。


とほほ・・・な気持ち。